これイイ!!と思った発達障害の本
本日紹介するのはこれ↓
教育関係に携わっている関係で、「発達障害」について勉強したいという思いがありました。とはいっても、簡単な概要であるけども読みやすく科学的なものというワガママがあり、なかなか手を出さずにいました。
で、そこで見つけたのがこの本。この本を見つけた経緯は、帰省するときに空港の本屋で見つけたというものです。本屋のポップアップが「10万部のベストセラー!」というもので、当時の私は「10万人の発達障害知りたがり人間がいるのか!そんなことよりラーメン食べたい!」と、発達障害知りたがり人間がいることに驚き震えました。しかしこの震えは、本とポップが発する覇気に対する私の武者震いだと感じ、「いざ!読まん!」という意気込みで購入したという流れです(嘘)。
さて、この本をおすすめする理由は以下の点です。
・科学的であり概要が分かる
・社会一般的な理解のズレを医学的な視点から補正を試みている
・歴史的な事件と発達障害を関連させることで理解を促している
特に私が衝撃的だったのが「歴史的な事件と発達障害を関連させることで理解を促す」です。私は教育関係に携わっています。しかし、発達障害の子が将来どのようになるのか。その子が成人したり、成人したその後の未来までは携われません。おそらく著者は私とは逆で、成人の発達障害の人をたくさんみてきたのでしょう。だから、私のような成人以降は関わることができない、または未来を見通せない人にとっても、かなり有用な知見だと感じました。そのようなことを踏まえ、私が読んでほしいと思うのは以下のような人↓
・教育関係者(幅広い意味で)
・子どもの発達に不安な親
・自分が発達障害ではないかと思っている人
興味がある人にとっては内容がすらすらと入ってきて興味深いので、ぜひ読んで見てください。